大谷翔平、WBC敗退も2028年LA五輪に意欲

大谷翔平、WBC敗退も2028年LA五輪に意欲 特集・コラム

大谷の一発で同点も、逆転許し準々決勝敗退

3月14日、フロリダ州マイアミのloanDepot Parkで行われた2026年WBC準々決勝で、日本代表はベネズエラに敗れ、大会を去ることになった。優勝候補の一角と目されていた日本にとって、準決勝にすら進めなかったことは痛恨の結果となった。

試合は第1イニングから動いた。ベネズエラの先頭打者がリードオフ本塁打を放ち、いきなり1点を先制する。しかし日本もその裏、大谷翔平が同じくリードオフ本塁打で応戦し、すぐさま同点に追いついた。大谷らしい強烈な一撃で、チームに流れを引き寄せる形となった。

第2イニングには山本由伸がマウンドでベネズエラに追加点を許したものの、第3イニングに日本打線が爆発した。一挙4得点を奪い、3点リードを奪取する。このまま逃げ切りかと思われたが、ベネズエラ打線はここから猛反撃を開始した。

ベネズエラは6点を奪い逆転に成功すると、そのまま試合を押し切った。日本は追いつくことができず、準々決勝で姿を消すこととなった。アメリカとドミニカ共和国を回避する比較的有利なブラケットに入っていただけに、決勝進出への期待が高かっただけに、この敗戦は重く受け止められている。

大谷と山本の大会成績

大谷翔平は今大会4試合に出場し、13打数6安打、5四球、7打点、3本塁打という成績を残した。打率は4割6分を超え、チームの中心打者として期待通りの働きを見せた。特に本塁打数と打点は日本代表の中でもトップクラスであり、攻撃の要としてチームを牽引した。

一方、先発投手として期待された山本由伸は、準々決勝までに6.2イニングを投げ、4被安打、4四球、7奪三振、2失点という内容だった。奪三振率は高かったものの、四球も多く、完璧なピッチングとは言えなかった。準々決勝でも第2イニングに追加点を許すなど、ベネズエラ打線に捕まった場面があった。

それでも両選手とも、国際舞台での経験を積み、MLBシーズンに向けて実戦感覚を取り戻すという意味では一定の成果を得たと言えるだろう。特に大谷は打撃面で調子の良さを示しており、シーズン開幕への準備が整いつつあることを印象付けた。

2028年LA五輪へのリベンジを誓う

試合後、大谷翔平は報道陣に対し、次の国際大会への意欲を語った。「もちろん、次のトーナメントでリベンジしたい、むしろ再びチャレンジしたいと思っています。次回どのような形で参加できるかはわかりません。自分自身のことも他の誰のことも分かりませんが、次の機会に全力で集中したいと思います」と述べ、2028年のロサンゼルス五輪を視野に入れている様子を見せた。

日本はすでに2028年ロサンゼルス五輪の野球競技に出場権を獲得している。大谷にとっては地元ロサンゼルスでの大会となるだけに、特別な意味を持つ舞台となるだろう。今回のWBCで果たせなかった優勝という目標を、次の国際大会で達成したいという強い思いが伝わってくる。

ただし大谷自身が語るように、2028年にどのような形でチームに貢献できるかは現時点では不透明だ。今シーズンから投打の二刀流をフルタイムで再開する予定の大谷だが、その後の健康状態や契約状況など、さまざまな要因が絡んでくる。それでも本人の意欲が高いことは、日本の野球ファンにとって大きな希望となるだろう。

ドジャースでの3連覇へ、気持ちを切り替え

WBCでの敗退という苦い経験を胸に、大谷翔平と山本由伸はドジャースのスプリングトレーニングキャンプに戻る。ドジャースは今シーズン、3連覇という偉業を目指しており、両選手の存在は欠かせない。

大谷にとっては特に重要なシーズンとなる。昨年まではトミー・ジョン手術からのリハビリ期間中で打撃のみに専念していたが、今シーズンからは投手としても本格復帰する予定だ。WBCでの打撃成績を見る限り、バッティングの調子は上々であり、開幕に向けて良い準備ができている。

山本由伸も、前年に続きドジャースのローテーションの柱として期待されている。WBCでは完璧とは言えない内容だったが、実戦を通じて調整を進めており、シーズンが始まる頃には万全の状態で臨めるはずだ。

国際大会での悔しさをバネに、ドジャースでの活躍に集中する。大谷と山本にとって、これからが本当の勝負の時となる。

まとめと今後の注目ポイント

WBC準々決勝での敗退は日本にとって残念な結果となったが、大谷翔平は早くも次の国際大会へのリベンジを誓った。2028年ロサンゼルス五輪という新たな目標を見据えながら、まずは目の前のMLBシーズンに全力を注ぐことになる。大谷と山本由伸がドジャースのキャンプに戻り、3連覇に向けてどのような活躍を見せるのか、開幕が待ち遠しい。今シーズンは大谷の投打二刀流フル稼働という大きな見どころもあり、ファンの期待はますます高まっている。

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