WBC帰還後、初の実戦登板が決定
大谷翔平のスプリングトレーニング初登板が水曜日に決まった。対戦相手はサンフランシスコ・ジャイアンツ。ワールドベースボールクラシック(WBC)の日本代表として一時的にキャンプを離れていた大谷が、アリゾナ州グレンデールのキャメルバックランチにあるドジャースのキャンプに帰還してから初めての実戦マウンドとなる。
デイブ・ロバーツ監督は「明日は3〜4イニングが妥当だと思う」と語り、登板イニング数の目安を示した。開幕まで約1週間に迫る中、大谷の調整状況が注目を集めている。
WBCでは登板なし、ブルペンで調整継続
大谷は今回のWBCで日本代表に合流していたが、実際の試合での登板機会はなかった。日本はベネズエラに敗れ、準々決勝で大会を去ることになった。ただし、大谷はWBC期間中もブルペンでのマウンド投球は継続しており、投球感覚の維持には努めていたという。
ロバーツ監督は「彼はジャパン代表としての役割を果たした。あとは実戦で登板を重ね、シーズン開幕前にできるだけ多く投げさせることが目標だ」とコメント。大谷の状態に問題はなく、開幕に向けて順調に仕上がっていることを示唆した。
昨季の実績と今季への期待
大谷は昨シーズン、肘の故障から復帰して先発登板を再開した。レギュラーシーズンでは14先発で防御率2.87という安定した成績を残し、投手としての完全復活を印象づけた。ポストシーズンでは2勝1敗、防御率4.43を記録し、ドジャースの2年連続ワールドシリーズ制覇に貢献している。
MLB四度目のMVPを獲得した大谷は、今季も二刀流として打者と投手の両方で高いレベルのプレーを期待されている。水曜日の初登板は、投手・大谷翔平が2025年シーズンにどのような姿を見せるのかを占う重要な機会となる。
金曜日はDHで出場、開幕後の登板予定も
ロバーツ監督は、金曜日のサンディエゴ・パドレス戦で大谷が指名打者(DH)として出場することも発表した。投手として登板する日以外は打者として試合に出場する二刀流スタイルは、スプリングトレーニングでも継続される。
登板スケジュールについては、3月23日または24日にロサンゼルス・エンゼルスとのオープン戦でもう1試合登板する予定が組まれている。3月26日の開幕日を迎えた後、開幕第2シリーズとなるクリーブランド・ガーディアンズ戦でレギュラーシーズン初先発を迎える見込みだ。
開幕に向けた最終調整フェーズへ
水曜日の初登板は、大谷にとって実戦感覚を取り戻し、投球イニングを徐々に伸ばしていく重要なステップとなる。ロバーツ監督が示した3〜4イニングという目安は、開幕時に5〜6イニングを投げられる状態に仕上げるための計画的な調整の一環だ。
ドジャースはオフシーズンに大型補強を敢行し、今季も優勝候補の最右翼に挙げられている。その中心選手である大谷の二刀流パフォーマンスは、チームの命運を握る鍵となる。水曜日のジャイアンツ戦は、ドジャースファンにとって今季初めて投手・大谷翔平の姿を目にする機会となり、大きな注目を集めることは間違いない。


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