雨の中で見せた圧倒的な投球内容
ロサンゼルスは雨模様となったこの日、大谷翔平はマウンドに上がると持ち前の実力を存分に発揮した。6イニングで被安打1本という完璧に近い内容で、ガーディアンズ打線を封じ込めた。奪三振は6個を記録し、対戦した23人の打者のうち14人に初球ストライクを投げ込むなど、立ち上がりから積極的な攻めの姿勢を見せた。
投球数は87球で、そのうち54球がストライクという効率の良さも光った。四死球は3つ出したものの、そのうち1つは死球であり、制球面でも大きな乱れはなかった。前日の敗戦でチームが打撃に課題を抱える中、先発投手として求められる役割を完璧に果たした形だ。
打線も援護、中盤以降に追加点
試合は投手戦の様相を呈していたが、4回にドジャースが先制に成功する。アンディ・ペイジがウィル・スミスをシングルヒットで生還させ、1対0とリードを奪った。この1点が大谷にとっては心強い援護となり、その後も安定した投球を続けることができた。
6回裏にはマックス・マンシーがソロホームランを放ち、2対0と追加点を奪取。マンシーはこの試合で2安打を記録し、打線の中心として存在感を示した。8回裏にはさらに2点を追加し、テオスカル・ヘルナンデスがフレディ・フリーマンを生還させると、ペイジも再びマンシーをホームに返して4対0とした。ヘルナンデスとペイジはそれぞれ2安打を記録し、打線全体が機能した試合となった。
リリーフ陣も好リレー、ディアスは1失点
大谷が降板した後は、リリーフ陣が引き継いだ。アレックス・ベシアとジャック・ドレイヤーがそれぞれ1イニングずつを無失点無安打で抑え、大谷の好投を無駄にしない継投となった。ただ、9回を任されたクローザーのエドウィン・ディアスは2奪三振を記録したものの、1四死球と1安打を許して1失点。それでも試合を4対1で締めくくり、ドジャースは今季4勝1敗と好スタートを切った。
一方のガーディアンズは3勝3敗となり、五分の成績に戻された。前日はドジャースを破っていただけに、この試合での敗戦は痛手となった。
開幕後の大谷、投打での活躍に期待
大谷翔平にとって、この試合は今季初の先発登板だった。開幕からドジャースは打撃面での課題が指摘されていたが、投手としての大谷が試合を作ることで、チーム全体のリズムを整えることに成功した。6回無失点という結果は、今季の大谷がどれだけの力を持っているかを改めて示すものとなった。
今季のドジャースは投打のバランスを取りながら、プレーオフ進出を目指す。大谷の次回登板がいつになるかは明らかになっていないが、この好投が今後の試合にも良い影響を与えることは間違いない。打者としての出場も含め、二刀流としてのパフォーマンスにも引き続き注目が集まる。
次戦は吉野伸幸が先発予定
ドジャースは3月31日水曜日にも同じくガーディアンズとの対戦が予定されており、太平洋時間午後5時20分に第1球が投げられる。ドジャースの先発は吉野伸幸、ガーディアンズはギャビン・ウィリアムスが予定されている。その後、4月4日金曜日からはワシントンD.C.でナショナルズとの3連戦が始まる。
大谷の次回登板がいつになるかも含め、今後のローテーションにも注目したい。この日の好投が、長いシーズンの中で大きな自信となることは間違いないだろう。


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