大谷翔平、2026年ウォークアップソング予想 Adoの「Show」が有力候補に

大谷翔平、2026年ウォークアップソング予想 Adoの「Show」が有力候補に 特集・コラム

ドジャース3年目、復活の二刀流シーズンへ

2026年シーズンのオープニングデーを約1週間後に控え、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平のウォークアップソングに注目が集まっている。MLB専門メディア「Dodgers Nation」が3月中旬に発表した分析記事では、4つの有力候補曲が挙げられた。

大谷にとって2026年シーズンは特別な意味を持つ。2度目のトミー・ジョン手術から完全に回復し、投手としてマウンドに立ちながら打者としても打線の中軸を担う。まさに二刀流が100%の状態で機能する、ドジャース移籍後初めてのフルシーズンとなる。サイ・ヤング賞レベルの投球を目指すと言われる中、打席に立つ際のウォークアップソングは、彼の意気込みを象徴するものになるだろう。

過去2年間のウォークアップソング選曲パターン

大谷のウォークアップソング選びには明確な傾向がある。2024年はルーペ・フィアスコの「The Show Goes On」を使用。2025年にはマイケル・ブーブレの「Feeling Good」を選んだ。どちらも「Sho」というニックネームに通じる「Show」という言葉が含まれている点が特徴だ。

興味深いのは、2025年のWBCとスプリングトレーニングでは最初ブーブレの曲を使用していたものの、ジャパンシリーズ後に変更したという経緯がある。また、ドジャース加入後は英語の楽曲を選択し続けている点も注目に値する。こうした選曲パターンから、今年も「Show」にちなんだ英語曲、もしくは英語コーラスを持つ曲が選ばれる可能性が高いと見られている。

最有力候補はAdoの「Show」

Dodgers Nationが挙げた4つの候補曲の中で、最も話題性が高いのが日本の匿名アーティストAdoの「Show」だ。この曲は大谷のニックネーム「Sho」に完璧に合致するだけでなく、キャッチーな英語コーラス「Ready for my show / Okay, one man show」を持っている点が評価されている。

Adoは日本国内で絶大な人気を誇るアーティストで、映画「ONE PIECE FILM RED」の主題歌「新時代」で世界的にも知名度を上げた。もし大谷がこの曲を選べば、ドジャース加入後初めて日本のアーティストの楽曲を使用することになり、日本人ファンへの強烈なメッセージになるだろう。ドジャースタジアムに詰めかける日本人ファンが「Show」の英語コーラスを口ずさむ光景が目に浮かぶ。

もう一つの「The Show」、野球映画との意外な縁

2番目の候補として挙げられたのは、オーストラリア出身のシンガーソングライター、レンカの「The Show」だ。2010年代初頭にヒットしたこのポップソングも、タイトルに「Show」が含まれており、大谷の選曲パターンに合致する。

さらに興味深いのは、この曲が野球映画の名作「マネーボール」のサウンドトラックに収録されていたという事実だ。データ分析を駆使してチーム作りに革命を起こした実話を描いた同作は、MLB界に大きな影響を与えた。大谷自身も現代野球を象徴する存在であり、この曲を選ぶことで野球の歴史に対する敬意を示すことができるかもしれない。軽快でポジティブなメロディは、打席に立つ大谷の雰囲気にも合っている。

Bad Bunnyの楽曲に大谷への言及

3番目の候補は、ラテン音楽界のスーパースターBad BunnyとTainyによる「Mojabi Ghost」だ。この曲が候補に挙がった理由は、歌詞の中で大谷に直接言及しているからだ。「Pichando y dando palos, como Ohtani」というスペイン語のフレーズは、「大谷のように投げて打つ」という意味になる。

Bad Bunnyは2025年にスーパーボウルでパフォーマンスを披露し、グラミー賞も受賞するなど、アメリカ音楽界での影響力を拡大している。ドジャースのクラブハウスには、キケ・ヘルナンデスやミゲル・ロハスといったラテン系選手が多数在籍しており、チームメイトへの配慮という意味でもこの選曲は面白い。自分を歌詞に入れてくれたアーティストへの敬意を示しつつ、チームの一体感を醸成する効果も期待できるだろう。

感情表現重視ならアデルの「Skyfall」

4番目の候補はアデルの「Skyfall」だ。この曲は007シリーズの主題歌として知られる壮大なバラードで、「Show」というキーワードは含まれていない。それでも候補に挙がった理由は、2025年に使用したマイケル・ブーブレの「Feeling Good」と同様に、感情的で力強い曲調が大谷の性格に合うと分析されたためだ。

アデルの圧倒的な歌唱力と、歌詞に込められた団結や挑戦のメッセージは、チーム全体を鼓舞する効果がある。サイ・ヤング賞を目指す投手として、また打線の中軸を担う打者として、プレッシャーのかかるシーズンを戦う大谷にとって、この曲の持つドラマチックな世界観は心に響くかもしれない。ただし、これまでの選曲パターンからは少し外れるため、サプライズ的な選択になるだろう。

ウォークアップソングが持つ意味

ウォークアップソングは単なるBGMではなく、選手が自分自身を表現し、ファンとつながるための重要なツールだ。大谷の場合、ドジャース移籍後の2年間、打席に立つたびにその選曲が注目を集めてきた。スタジアムに響く音楽は、大谷の存在感をさらに際立たせ、ファンの期待感を高める演出装置となっている。

特に2026年シーズンは、大谷が完全復活した二刀流として挑む記念すべき年になる。投手としては150キロ超の速球と多彩な変化球でバッターを圧倒し、打者としてはホームラン競争に加わる。そんな特別なシーズンのスタートを飾るウォークアップソングは、大谷のメッセージそのものと言えるだろう。

シーズン開幕直前、発表を待つファンたち

3月中旬の記事公開時点で、大谷は2026年のウォークアップソングをまだ発表していない。オープニングデーまで1週間以上残されているため、おそらく開幕直前かスプリングトレーニングの最終段階で明らかになるだろう。

ドジャースは2026年シーズン、大谷を中心とした強力な布陣で連覇を目指す。投手としても打者としても、シーズンを通じて高いレベルでプレーできる大谷の存在は、チームにとって計り知れない価値がある。彼が打席に立つたび、どんな音楽が流れるのか。それは単なる演出以上に、この歴史的なシーズンの物語を彩る重要な要素となるはずだ。

Adoの「Show」になるのか、レンカの「The Show」なのか、それともBad Bunnyやアデルなのか。あるいは全く予想外の選曲で驚かせてくれるのか。開幕まであとわずか、ファンの期待は高まるばかりだ。

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