今井達也、MLB初登板は4失点も4奪三振 アストロズ勝利

今井達也、MLB初登板は4失点も4奪三振 アストロズ勝利 試合速報

緊張の初登板、制球難も三振は奪う

西武ライオンズから3年総額5400万ドルの契約でアストロズに移籍した今井達也が、ついにメジャーの舞台に立った。デビュー戦となったエンゼルス戦では2回2/3を投げて被安打3、4失点、四球4、奪三振4という内容だった。

初回から制球に苦しみ、球数を重ねる展開となった。それでも三振を4つ奪うなど、持ち味の投球も随所に見せた。ジョー・エスパーダ監督は「あれほど四球が多いとは思っていなかった。彼にはストライクを投げる能力があることを示してきた」とコメント。日本での実績を信頼する姿勢を示した。

3回に4点差から一気に追い上げられる

アストロズが4点リードで迎えた3回、今井の制球難が決定的な場面を招いた。ザック・ネトに四球を与えると、マイク・トラウトのシングルヒットでネトが三塁へ。さらにノーラン・シャニュールにも四球を与えて満塁とすると、ホルヘ・ソレールが左翼コーナーへ二塁打を放ち、これで一気に3者が生還した。

アストロズのリードは1点差まで縮まり、2アウト後にはジョー・アデルの適時打で同点とされた。ここで今井はマウンドを降りることになった。それでもチームは最終的に9-7で勝利し、今井のデビュー戦を白星で飾った。

「日本とは違う雰囲気」デビュー戦の心境

試合後、今井は通訳を通じて率直な思いを語った。「楽しもうと思って出ていきましたが、それでも日本にいた頃とは異なる環境で、少し緊張していました。それが悪い方向に出たかもしれませんが、雰囲気が違いました」。

約10人の友人・家族が日本から応援に駆けつけていたこともあり、「彼らのためにもっとよい投球をして5イニングを投げたかったが、1回・2回に球数を使いすぎてしまい、望んでいたレベルのパフォーマンスができなかった」と悔しさをにじませた。

興味深いのは、マウンドの傾斜についての言及だ。「日本と比べてマウンドの傾斜が違うと感じている。できるだけ早く適応して、次回登板時にはより上手く対応できるようにしたい」と具体的な課題を挙げた。メジャーのマウンドは日本より傾斜がきつく、多くの日本人投手が適応に時間を要している。

バッテリーを組んだバスケスは「冷静だった」

デビュー戦で今井とバッテリーを組んだベテラン捕手のクリスチャン・バスケスは、好意的な評価を残した。「彼は冷静に見えた、とても冷静に。デビュー戦では目を見れば緊張しているかどうか分かることがあるが、彼はとても落ち着いて見えた。それはメジャーデビューとしては良いサインだ」。

実際の成績と本人の証言からは緊張が伝わってくるが、マウンド上での振る舞いは落ち着いていたようだ。これは日本で8シーズン、100試合以上の先発登板を経験し、3度のオールスター選出を果たしてきた実績の表れかもしれない。

今季のアストロズローテーションでの役割

今井達也は27歳。アストロズが3年総額5400万ドルという大型契約で獲得したことからも、ローテーションの一角として期待されていることは明らかだ。西武時代は先発投手として安定した成績を残しており、特に奪三振能力の高さが評価されてきた。

デビュー戦では制球難に苦しんだものの、4つの三振を奪ったことは持ち味が発揮できた証拠だろう。エスパーダ監督も「今井はすぐにマウンドに戻りたいに違いない」と述べており、次回登板での巻き返しに期待がかかる。

まとめ:課題は明確、次回登板での修正に注目

今井達也のメジャーデビューは、結果だけ見れば厳しい内容だった。しかし本人が「マウンドの傾斜への適応」という具体的な課題を認識しており、チームメイトからは「冷静だった」という評価も得ている。次回登板でどれだけ修正できるかが、今後のローテーション定着への鍵となるだろう。日本人投手の新たな挑戦から、まだ目が離せない。

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